●DM = ドリリングモニター
ビルやマンションなど、高い建物を作る際、何をするかご存知ですか?
まず地盤を掘削し、孔にコンクリートを流し込み、基礎となる土台を作ります。
この作業を経て、本格的な工事が始まります。
この孔を掘削する際、超音波を用いて、側面の傾斜・断面の形状・孔の深度を正確に測定する必要があります。
この時使用される測定器がDMです。
<なぜ「超音波」なのか?>
作業工程の一つに、孔(土砂)の壁面崩壊を防ぐ為、安定液*を混ぜ込んだ水を注入する作業があります。
これにはレーダーや赤外線、カメラなどを使った測定が出来ません。
その為、超音波で測定を行っているのです。
*ベントナイト液・ポリマーなど