超音波側壁測定装置
DM-602/604

超音波側壁測定装置は、掘削孔の中心に吊り下げた送受波器を上下移動させながら超音波を発射して正確な垂直断面を記録する装置です。工事の高品質化・工期の短縮・工費の削減に大きく寄与します。国内はもとより広く世界各地の土木・建設工事現場で活躍しています。

主な特長

  • 掘削孔の鉛直性や断面形状を、正確に測定・表示・記録します。従来困難とされてきた高濃度、高比重の泥水や安定液の中でも、鮮明な記録が得られます。
  • 壁面エコーとノイズを自動識別する信号処理回路を採用。常に安定した記録が得られます。
  • 小口径パイル孔の測定時に障害となっていた発振線エコーの除去回路を新たに採用。スイッチを投入するだけで、発振線エコーを除去が可能です。
  • ウインチに吊り下げられたセンサーは、着底位置と格納位置で自動的に停止します。非常時には、非常巻き
    上げ機能を使用してセンサーを最速で巻き上げることができます。
  • 測定したデータは、パソコンに出力可能。サーキットブレーカーの採用により、面倒なヒューズ交換も不要です。

主な仕様

記録機
測定方式 超音波パルス方式
記録方式 ベルトによる直線記録方式
2方向切換え測定(DM-602)
4方向同時測定(DM-604)
記録紙 放電記録紙 250 mm x 20 m
測定レンジ(半径) 0.5 m、1.0 m、2.0 m、4.0 m
測定精度 ±2%、F.S.
電源 100/110/220/440 VAC(50/60 Hz)
外形寸法 485(H) x 740(W) x 465(D) mm
重量 57 kg(100/110/220 VAC用)
59 kg(440 VAC用)
ウインチ
昇降速度 0〜20 m/分(記録機側で連続可変)
昇降長 最大100 m

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